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私たちが和ハッカを育てる滝上町は、北海道のオホーツク海側の内陸にある、

人口2300人あまりの小さな町です。
この町の和ハッカ栽培は明治後半から始まり、100年以上の歴史があります。

1930年代、北見地域を発信地にオホーツクのハッカは世界を席巻していました。
1950年代には作付面積を広げたものの、1960年代以降は世界的な産地の中心を

ブラジルやインドに奪われ、さらに合成ハッカの登場など巨大な渦に巻き込まれます。
2000年代に入り、精油抽出に欠かせない蒸留釜がいよいよ閉鎖されようかという折、

当時の生産者の1人が必死に阻止し、今に残してくれました。
 

壊滅的な状況だった和ハッカですが、滝上町では現在6軒の農家が栽培を行っています。

その面積はわずか6ha。
それでも日本一の商業生産量を誇っています。

滝上和ハッカを使った商品は、アロマオイルやルームスプレー、アウトドア用品、入浴剤、化粧品から、

焼き菓子、チョコレート、お茶などの食品まで様々な製品に活用されています。

​滝上町和ハッカ・ラボは「滝上町の高品質な和ハッカをもっと多くの人に知ってもらいたい」、

そんな思いでスタートしたプロジェクトです。

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