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滝上町で和ハッカを生産している農家は現在10軒ほど。和ハッカ・ラボは、その内3件の農家さんと構成しています。

滝上町の和ハッカ栽培は明治後半から始まり、100年以上の歴史があります。
土壌を選ばず耐寒性のある和ハッカは広くオホーツク地域全体で栽培され、

昭和13年頃には高品質ハッカとして世界市場の7割を占めるまでに成長していきました。
しかし、度重なる戦火の下で栽培は減反の一途を辿り、壊滅的な打撃を受けてしまいました。

再び生産が少しずつ増えてきたのは戦後の昭和25年頃からでした。
しかし、すでに世界的な産地の中心はブラジルやンド北部に奪われていました。
昭和35年頃になると、安価な合成ハッカが登場。
さらに昭和46年には、ハッカの輸入自由化で国内の栽培はほぼ消滅する結果に。
昭和58年には最後のハッカ工場が閉鎖されましたが、

その際に成分抽出に欠かせない蒸留釜の廃棄を必死に阻止して今に残したのが、現在の生産者の一人でした。

壊滅的な状況だった和ハッカですが、滝上町では現在10軒ほどの農家が栽培を行っています。
その面積はわずか5ha、
それでも国内の商業生産量の95%を占めています。
天然の和ハッカを使った商品は、薬品や漢方薬、虫除け剤、芳香剤、入浴剤などとして活用されてきました。

和ハッカ・ラボは「滝上町の高品質な和ハッカをもっと多くの人に知ってもらいたい」、

そんな思いでスタートしたプロジェクトです。

和ハッカ・ラボの「SUUT COOL Outdoor Mist(スートクール・アウトドアミスト)」は、

栽培から精油まですべての工程を滝上町内で行う、安全で安心なミスト。

和ハッカが持つと言われる虫除け効果、清涼感とリラックス効果は夏を快適に過ごすお手伝いをしてくれるでしょう。

 

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